毛無山(1945.5m)ハイキング(富士山展望の山)
2013年7月28日実施、晴れのち曇り・霧、富士見台自治会主催、参加者5名
河口湖IC近くでは傘雲のかかった富士山が見えましたが、
山頂近くは、あいにくガスが立ち込めて富士山は全く見えませんでした。
晴れていれば、このように毛無山から富士山と朝霧高原が望まれます。
1994年11月27日、撮影者Alpsdake(ウィキペディアより)
◎毛無山は、天子山塊の最高峰で日本二百名山、山梨百名山、静岡百山に選定されています。
◎山名は、樹木が無いことから木無し山、あるいは樹木が豊富に茂っていることから木成す山の説があります。
◎富士山麓には朝霧高原が広がり、山頂の西南西に一等三角点(毛無山・標高1945.47m)があります。
◎南西に続く稜線に地蔵峠があり、その西側に江戸時代まで採掘がおこなわれていた湯の奥金山・甲斐金山遺跡の一つ中山金山跡(国の遺跡指定)があります。
◎日本には同名の山、毛無山が26山あります。
◎登山道は富士宮市の麓地区、身延町湯之奥集落にあり、山頂周辺は富士山の展望台になっています。
(出典:ウィキペディア)
毛無山鳥瞰図(Google ZENRINより)
毛無山地図(クリックすると大きくなります)
毛無山1945.5m(ウィキペディアより) 国道139号線朝霧高原側から望む
2010年2月21日 撮影者Captain76
毛無山から富士山と朝霧高原の展望
(ブログわたしの天気予報より、10月25日撮影)
毛無山コース案内(毛無山山頂にあった案内板)
2013年7月28日実施、晴れのち曇り・霧、
参加者5名(MIさん、KKさん、KSさん、EIさん、TS)
登山コースは、標高差約1100m、9合目まで急登の連続で甲斐駒ケ岳の黒戸尾根や中央アルプスの空木岳登山等の登山練習コースだそうで、かなりハードな行程でした。
樹林帯の急な岩登りは、登山初心者には丁度良い岩登り体験になりましたが、1人は途中でリタイア、4人は休み休みしながら頂上まで行ってきました。
樹林帯の急な岩登りは、登山初心者には丁度良い岩登り体験になりましたが、1人は途中でリタイア、4人は休み休みしながら頂上まで行ってきました。
予定登山時間6時間(標準登山時間5時間30分)が8時間50分かかり、登山道が夕闇で見えなくなるのではないかと心配しましたが無事明るいうちに下山しました。
万が一のため、いつも懐中電灯や予備食、非常食、防寒具、ツェルト、医薬品等持って行きます。
万が一のため、いつも懐中電灯や予備食、非常食、防寒具、ツェルト、医薬品等持って行きます。
コースタイム
ドリーミーホール駐車場06:20⇒あきる野IC⇒(圏央道)(中央高速道路)⇒河口湖IC(¥1150)⇒(国道139号)⇒07:57朝霧高原道の駅⇒朝霧グリーンパーク入口⇒08:09麓宮(神社)駐車場
毛無山登山口08:20 -> 08:34毛無山・地蔵峠分岐点 -> 08:44一合目 ―> 二合目 ―>09:06不動の滝見晴台 ―> 三合目 ―> 10:01四合目 ―>レスキュウーポイント(蜂の巣があり通過) ―>10:20五合目 ―> 六合目 ―>七合目 ―> 八合目 ―>富士山展望台 -> 九合目(毛無山山頂/地蔵峠/下部温泉/麓・朝霧高原分岐点) ―>南アルプス展望台 -> 12:47北アルプス展望台 ―>13:00毛無山山頂(標高1946m) 往路:4時間40分
昼食・ホットワイン・缶ビール・休息(50分)
毛無山山頂13:50 -> 15:00第2地蔵峠-> 15:20第1地蔵峠・麓への下山道分岐点 -> 14:27金鉱石を焼いた窯 ->17:25比丘尼の滝 -> 18:00毛無山登山口(麓宮(神社)駐車場)
復路:4時間10分
麓宮(神社)駐車場18:10 ⇒(国道139号)⇒朝霧高原道の駅18:33 ⇒ 河口湖IC⇒(中央高速道路・渋滞26km)(圏央道)⇒ あきる野IC(¥1150)⇒ 21:15ドリーミーホール前
河口湖IC近くのコンビニで昼食用のおにぎりやサンドイッチ、お茶など購入しました。
朝霧高原道の駅で登山前のトイレ休憩、麓宮(神社)前に駐車(7台くらい駐車可能)、
登山準備をして麓宮(神社)に参拝、いざ出発です。
麓宮(ふもとみや)にて登山前記念撮影 08:20
麓金山精錬所跡、金鉱石破砕機(KKさん撮影)
ヒメジョオン(KKさん撮影)
ホタルブクロ(KKさん撮影)
毛無山へ
涸れ沢を渡る
毛無山・地蔵峠分岐点 08:34
毛無山・地蔵峠分岐点案内板
樹林帯を行く
不動の滝まで15分
毛無山一合目案内板 08:44
はさみ石付近のロープが架けられた登山道
毛無山二合目案内板 09:03
不動の滝見晴台案内板 09:06
不動の滝 落差約100m
滝の流れは少ないが流れ落ちていた。
不動の滝見晴台にてツーショット
山頂まで5カ所くらいロープが架けられた岩場があります。
毛無山三合目案内板 09:32
毛無山4合目手前で休息 09:37
毛無山4合目案内板
今日で1,999回目の登山をした毛無山の管理人さん。
明日で2,000回目の登山になると言っていました。
レスキュウーポイント付近に蜂の巣があるので注意書きを貼ってきたとのこと。
レスキュウーポイント付近で蜂に刺されて、
安全のため登頂しないで下山してきた登山客。
レスキューポイント
少し広めの空き地ですが周りの落葉樹林のためヘリコプターは
着陸できないのでホイスト(巻き揚げ)救助になります。
病気や怪我で救助を求める場合は119番に連絡します。
付近に蜂の巣ありの注意書きがありました。
ウバユリ(姥百合)(KKさん撮影)
富士山展望台
五合目を過ぎるとなだらかな登りになり、岩場を登ると「富士山展望台」に到着しましたが、
霧のため富士山は全く見えませんでした。
富士山展望台から九合目までは急登が続き、黙々と登りました。
9合目付近
山頂/地蔵峠/下部温泉/麓・朝霧高原方面分岐点。
分岐点から山頂までは緩やかな尾根歩きでした。
シモツケソウ(KKさん撮影)
ミヤマバイケイソウ((深山梅蕙草)(KKさん撮影)
北アルプス展望台案内板
南アルプス展望台案内板もありました。
毛無山登頂記念撮影 13:00
陽が出たり霧が出たりの天候
富士山は霧で全く見えませんでした。
一等三角点(毛無山・標高1945.47m)
山頂には登山客8人くらいが居ました。
昼食
EIさんが朝3時に起きて作ったおにぎりやおかず、漬物を美味しく頂きました。
EIさんの缶ビールも登頂乾杯用に皆で分け合いました。
コンビニで購入したサンドイッチやおにぎりも食べました。
ガスコンロでホットワインを作る。 13:38 KKさん撮影
赤ワイン、蜂蜜、シナモン、ブローブ(丁子)、砂糖、(レモンは入れなかった)
1人紙コップで2杯ずつ飲みました。ちょっと甘すぎたかな?
登山の疲れには、丁度良かったかもしれない。
昼食終了
霧に覆われた山頂
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)(KKさん撮影)
ヤツガタケアザミ?(KKさん撮影)
ホタルブクロ(KKさん撮影)
オダマキ(苧環)(KKさん撮影)
下山時には誰も居なくなった。
山頂から見える山々の案内石磐
注意案内板
雨ケ岳真での縦走区間はクマザサが深いためベテランの方を必ず同行させてください。
毛無山山頂出発準備 13:49
帰路は往路・尾根コースの急坂の岩場を下るより、
尾根道の地蔵峠を経由して涸れ沢を渡って下山することにしました。
毛無山下山開始 13:50
13:52
鹿の食害 あちこちで見かけます。
山頂から九合目までの尾根道
山頂/地蔵峠/下部温泉/麓・朝霧高原方面分岐点 14:03
「地蔵峠~麓」登下山道 注意案内板
荒天時には出水増水するため通行できなくなります。
天候確認を充分におこなってから入山してください。
地蔵峠まで緩やかな尾根道を行く
第二地蔵峠手前
第二地蔵峠 15:00
麓・猪の頭/湯之奥・下部/毛無山山頂 分岐点
地蔵峠案内板
第一地蔵峠 15:20
麓/下部への下山道分岐点
第一地蔵峠
小さな古い「双体石仏」と小さな新しい地蔵尊
第一地蔵峠からは急坂の下り、大小さまざまな沢を8回くらい渡り返します。
沢沿いの道を渡ったり渡り返したりしながら進むのですが、
途中リボンやケルンを見落とすと沢を降りて行くことになり遭難します。
岩場を降りる
金鉱石を焼いた窯案内板 14:27
江戸時代まで採掘がおこなわれていた湯の奥金山・甲斐金山遺跡の一つ
中山金山跡(国の遺跡指定)
金鉱石を焼いた窯跡
濁流で流出した樹木
3点確保でロープを補助にガレ沢筋を渡る 16:56
ロープを頼りに沢筋を渡るEIさん
少し霧が薄れて一時的に朝霧高原方面が見えました。 17:17
比丘尼の滝 17:25
左の岩に咲く一輪の百合 17:45
堰堤近く、往路に通った毛無山/地蔵峠分岐点に合流 17:49
無事、毛無山登山口・麓宮到着 18:00
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